ジャパレゲ・シーンで活躍がめざましいRYO the SKYWALKERの07年第一弾シングル「おはようJAPAN」は日本ロック界のカリスマでもあるトータス松本を迎えた異色のコラボソング!普段から交流のあるHI-D、BUTCHERとは会話が進み、レゲエへの熱い造詣が伺える対談がここに実現した。
BUTCHER:このコラボレーションにはビックリしたよ!
RYO the SKYWALKER:ダメ元で頼んだらすぐに返事をくれてしかもすごく乗り気で。嬉しかったなー。トータス松本さんは日本語を大事にしている人で、声もかっこいいし憧れやね。レゲエとロックでは曲の制作方法が違って、松本さんは普段曲と歌詞がピタッとハマってから曲にしていくんだけど、今回はHome GrownのTancoさんにもプロデュースで入ってもらっったから、3人で仲良く混ざれて作れたのが良かった。リミックスは真反対な感じにしたくてMitsu君に頼んでやってもらってんけどね。
HI-D:楽しんでる感じが曲に出てるよね。
RYO the SKYWALKER:トータスさんは無理やりレゲエっぽくしようなんて考えずに、ありのままの自分でぶつかっていけばレゲエの方が受け入れてくれるやろって。
BUTCHER:かっこいいなあ。曲タイトルはどうやって決めたの?
RYO the SKYWALKER:日本人のアイデンティティをテーマにしようってトータスさんが提案してくれて。レゲエは説教くさいこと言っててもそう聞こえない説得力があるって言ってくれたのも、すごくレゲエを信用してる人やと思ったし。
HI-D:PVやライヴで二人がどんなふうに動くのかも楽しみなところだよね。二人がコラボすることによって新しい層にレゲエを聴いてもらうチャンスが広がったと思うよ。
RYO the SKYWALKER:PVはウルフルズのPVを撮り続けている竹内監督にお願いして。俺の初PVを撮ってくれた人でもあるから撮影もスムーズやったよ。ビデオも音も、レゲエなんだけど、それを越えてみんなを受け入れてくれる曲になったんじゃないかな。
■レゲエについて
RYO the SKYWALKER:俺は元々セレクター(DJ)やってたんだけどジャマイカに行ったときに目の前でDeeJay(ラップ)やってるのを見て「俺もやろう」と思ったんやけど当時はみんなパトワ(ジャマイカ語)丸覚え状態でやってたけどそれじゃ一般になかなか受け入れてもらえなかった。日本語で開拓していかないとダンスホールが日本に根付かないと思って。
HI-D:なるほど。ダンスホールレゲエについて改めて教えてもらおうかな。
RYO the SKYWALKER:歴史だけで見るとルーツに比べて新しい。70年代だからHIPHOPと同じぐらい。ルーツとダンスホールの違いは基本的には打ち込みかどうかって部分。聞いた話だと発祥はレコード屋らしいよ。露店みたいな感じでレコード売ってて視聴するために曲をかけて、そしたらそれにあわせて喋る奴や歌う奴が出てきたって聞いた。
BUTCHER:ジャマイカはラジオが普及していてみんなラジオ聴いてる。ジャマイカ人がレゲエによって左右される。パワーがすごいよね。
RYO the SKYWALKER:奴隷として連れてこられた事実とか、歴史的背景があってこそのレゲエ。どんなにレゲエが進化してもそこは忘れたらアカンとこやろね。
■カラオケついて
RYO the SKYWALKER:マイク握っちゃうとついワンツーとか言っちゃうね(笑)。ディレイのスイッチがあるともっといい!あとリディムごとに入れて欲しい。好きなリディム選んでみんなでラバダブとかしたい。
BUTCHER:ブギーマンの「パチンコマン」が売れてたとき俺もカラオケ行ってフリースタイルやってたよ。
RYO the SKYWALKER:そうそう。あとレゲエのDeeJayは少々音痴でも大丈夫だから(笑)みんなもぜひチャレンジして欲しい!
Text by Mari Egashira/Photo by Jun Nakamichi